コトバコというのは、言葉のたまて箱という意味なんですね。私も長年言葉に関わる仕事をしてきたので、言葉というのがどれだけ大切なものか、よくわかります。まさに宝物が入った箱ですね。
インタビューはいつも緊張します。受け答えひとつで話の流れが途切れたり脱線してしまいますから。でも、いつも最後は必ずその方の大切な世界をお話していただいています。コトバコのインタビューも同じです。各々の人生観などを、皆さん楽しそうに語られるので安心しました。
スタジオのカメラや、イベントの観衆の前で話すのも、対談で一人の相手に向かって話すのも、難しさややりがいは同じです。でも、コトバコのように、身近で大切な人から「お話して」と言われて話すのは素敵ですね。なんだかうらやましいような気がします。
橋本登代子プロフィール
現在、10名の所属アナウンサーをかかえる |