「コトバコ」というのは造語です。この仕事を仕事を考えついたとき、最初に思い浮かんだのは「言葉の玉手箱」という名前でした。口から出ただけでは、煙のように消えてしまう言葉を、いつまでも閉じ込めておく宝石の箱という意味です。
玉手箱というのは「玉=宝石」でできた、持ち運びできる箱という意味ですが、童話の浦島太郎のイメージが大きく、開けたらおじいさんになってしまうのはちょっと困るということで、造語にしました。インタビューを受ける人の言葉が、ひとりひとり違うように、ユニークなネーミングになったと思います。